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プレストレスト・コンクリートってどうやって鉄筋を入れるの?

プレストレスト・コンクリートの鉄筋の入れ方は、少し特別です。

まず、プレストレスト・コンクリートには主に「プレテンション方式」と「ポストテンション方式」という2つの方法があります。

プレテンション方式では、最初に強い鉄筋(ワイヤーやケーブルのこともあります)を型枠内でピンと張ります。

張り終わると、その上からコンクリートを流し込みます。コンクリートがしっかり固まると、鉄筋の張りを緩めてあげます。
すると鉄筋はもとの長さに戻ろうとして力を発揮し、コンクリート全体を締め付けます。

次にポストテンション方式ですが、こちらは少し手順が後になります。

まずは普通にコンクリートを流し込んで固めます。
このとき、あらかじめ筒状のダクトがコンクリートの中に埋め込まれているのがポイント。
コンクリートが固まった後、そのダクトの中に鉄筋を通して、外から引っぱって張力を加えます。最後に、鉄筋とダクトの間にグラウト(セメントペースト)を注入して完了です。

こういった方法で、プレストレスト・コンクリートの鉄筋は導入されています。
どちらの方法も、目的はコンクリートに強い圧縮力を与えて、耐久性がアップするようにすることには変わりません。

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